肩こりの原因は色々と言われますが、いくら揉んでも抜け切らなかったり、一度楽になってもすぐにまた凝るといった場合、噛み合わせや肩甲骨の問題であることが多くあります。噛み合わせが悪い状態というのは、顎のゆがみがある状態です。

顎は頭蓋骨を構成する骨の一つで、側頭骨という耳の部分の骨との間に顎関節があります。顎を動かす筋肉の多くは首や肩に繋がっていて、緊張が伝播します。口を開けた時にカクッとずれる感じがあったり、ものを噛む時に痛みがあったりはしませんか？

鏡を正面にしてゆっくりと口を開けてみると斜めに開いていたりするかも知れません。顎の動きが悪いと、周囲の筋肉が緊張して固まっているので、その緊張が伝わり、肩こりとなる場合があります。

肩甲骨は、マッサージなどで揉んでもらうことが多い部分だと思います。

よく「凝ってますね」なんて言われるかも知れませんね。

肩甲骨は、字の通り、肩の動きに重要な骨です。腕を上げたり、後ろに回したりする際には、必ず肩甲骨が動きます。「凝ってますね」と言われて揉み解してもらっても、すぐに凝りが戻ってしまうのは、肩甲骨の位置が悪かったり、動きが制限されているからなんですね。

なので、いくら揉んでも良くならないその肩こりは、顎や肩甲骨のズレや動きの悪さが原因となっているのです。

頭蓋骨がゆがむ、というとイメージが難しいかも知れませんが、顎の骨を含む２３個の骨が繋がって頭蓋骨が作られています。これらの骨の間も関節になっているので、微かにですが日常的に動いています。

顎の動きが悪いというのは、実は頭蓋骨全体がゆがんだ結果なんですね。

頭蓋骨のなかで一番動きの大きな顎関節に、結果として症状が出やすいのです。

顎の動きが悪いことで筋肉が緊張し、肩にまで伝播するのですが、頭蓋骨自体がゆがんでいることで、頭を支えている首にも負担が掛かり、余計に凝りが強くなりやすくなります。噛み合わせが悪いような時は、頭蓋骨自体がゆがんでいて、より凝りやすい状態と言えます。

“上”を支えるための凝りに加えて、肩を支えるゆがみによっての凝りもあります。一般的に肩と認識されている部分は、肩甲骨の上側と鎖骨、上腕骨によって形成されている部分です。

それらを支えるのは、肋骨です。肩甲骨も鎖骨も、肋骨の上に乗っているんですね。その肋骨がゆがんでいたらどうなるでしょう？

肩甲骨や鎖骨は正しい位置で、正しい動きが出来ません。

いくら筋肉を揉み解してもすぐに戻ってしまうのは、肋骨のゆがみがあるためかも知れません。肩を挟んで、上と下とにゆがみがあるために、肩こりは慢性化してしまうのです。

百年整体葛西院では、ただ筋肉を揉み解すだけの施術は行いません。肩こりの原因となっている、頭蓋骨の歪み、肋骨の歪みを調整することで、根本的に改善していきます。

ただ、頭と肋骨だけを調整すれば良いというわけではなく、それらが歪む時は、他にもゆがみや動きの硬いところがあることがほとんどです。それが、骨盤かも知れないし、肘かも知れないし、膝や足首かも知れません。

一人ひとりの身体のゆがみ方に合わせて、身体全体のバランスを整えてあげると、凝りがすっきりと無くなったり、その後も凝りにくい体質へ改善出来ていきます。

たかが肩こり、されど肩こり。あなたの肩こりの本当の原因を見つけ出し、全て改善していくことで初めて肩こりは改善出来ます。

当院では、肩こりに全力で取り組みます。肩こりと一言でいいますが、その原因は十人十色です。腕の使い方が悪かったり座り方が悪かったり、なにげない日常の中で起こった原因や生活習慣から肩こりが引き起こされているケースも少なくありません。

単純に症状がでているところだけをみません。

肩こりは必ずよくなっていくので安心してください。一度の施術で変化を実感して頂き、数回の施術で肩こり知らずの体を一緒に目指していきませんか?

一緒に頑張って肩こりのない生活を手に入れましょう。

日常の中で取り入れやすいエクササイズやご説明をお一人お一人のケースに応じて丁寧にアドバイスさせていただきます。