みなさん、こんにちは^^
百年整体葛西院です。
1月になりましたね!
寒い日が続きますが皆さんお身体の調子はいかがでしょうか?
今年は寒暖差が激しく、体調を崩される方の声をいつもより多く聞いている気がします。
寒くなってくると外に出ることが辛くなってきますよね。
また、ただでさえ寒くて外に出ることが辛いのに、歩くと足が痛いなんてことが起きていたらより辛いですよね。。
その足の痛み足底筋膜炎かもしれません。
聞いたことはあるけど…
「足底筋膜炎」とは実際何でしょう??
足底筋筋膜炎とは
足裏の筋膜が炎症している状態
もちろん足裏が原因ということもありますが、足だけの問題ではない可能性も多くあります。
それは筋膜というのは筋肉の表面に張っている薄い膜で、全身を覆うように張り巡らされているものです。
筋膜が硬くなると全身が引っ張られ、その状態だと負担の逃げ場をなくし炎症を起こしやすくなるので他の場所が原因ということも考えられます。
足底筋膜炎になりやすい人の特徴
- 長時間歩く・立つ
- すり足をしている
- 片足重心をしている
- 歩かなすぎる
- 足を組む
など
左右で足の負担のかかり方が変わっていたり、使いすぎ使わなすぎで足首などが硬くなると痛みに繋がりやすいです。
また、普段何気なく使っている靴ですが靴のすり減り方を見るだけで自分の歩き方のくせが見えてきます。
1. 踵の外側とつま先の内がすり減っている
ほぼ正常に歩けています。
人の歩行動作は、踵の少し外側から着地し、小指の付け根側へ重心が移動、土踏まずが潰れることで足首が内向きに捻じれることで親指の付け根付近に荷重が移動し、最後に親指側のつま先で地面を蹴り出す、といった動きをします。
2. つま先だけすり減っている
膝が伸びていないため歩幅の狭いつま先歩き。
日常的にヒール靴を履く人に多く見られるすり減り方です。
膝が伸びていない状態で中指の付け根付近で着地、足の裏での重心移動も少なく、無意識にバランスを取ろうとして猫背気味になることが多くなりペタペタ歩いている可能性が高いです。
3. 足指の付け根部分だけすり減っている
大き目の靴を靴紐を締めずにルーズに履いている人によく見られるすり減り方です。
膝が曲がった状態で足の裏全体で着地するため姿勢はやや前荷重の猫背気味になりがちで、足裏での荷重の移動も少なく、指先での蹴り出しも出来ていないため、膝や股関節を捻って歩く癖、または膝が外向きに開いた歩き方をしている可能性が高いため、ズルズル、ペタペタとだらしない感じの歩き方になりやすいです。
4. 踵だけすり減っている
大き目の靴を靴紐を締めずにルーズに履いている人によく見られるすり減り方です。
身体が起きた状態で足だけを前に出すような歩き方で、ビーチサンダルやスリッパでの歩行時にもよく見られます。
足を前に振り出す際に踵を擦っているため踵だけがすり減り、足裏での荷重の移動も少なく、指先での蹴り出しも出来ていないため、それ以外の部分はほとんどすり減りません。
5. 靴の外側だけすり減っている
靴底の外側、踵から小指の付け根かけてすり減るのはO脚の人、またはつま先を開いて歩く外また歩き(俗にいう「ガニ股」)の癖を持つ人に多く見られます。
外また歩きは、何らかの理由で身体の左右バランスが悪い人に多くみられ、無意識に左右バランスを保とうとつま先をハの字に開いています。
歩行時に膝が外向きに出てしまうため、足の振り出し時に靴底の外側を擦っているだけでなく、脚の外側の筋肉が発達するのでO脚が進行します。
6. 靴の内側だけすり減っている
靴底の内側、踵から親指の付け根にかけてすり減るのはX脚の人、またはつま先を内側に向けて歩く内また歩きの癖を持つ人に多く見られます。
真っすぐ立った時に両膝は付くのにくるぶしとくるぶしが付かないX脚と、つま先を意識して閉じる内また歩きはとは全く異なりますが、いずれも足が内側へ倒れてしまっているため荷重の多くが足の内側だけに偏ること、足首や膝などの関節にも多くの負担がかかっていることは同じです。
7. 左右非対称にすり減っている
左右の靴底のすり減っている場所が違う、片足が異常にすり減っているなど、左右非対称にすり減っている場合は、過去に骨折など大きな怪我をしたことで左右差が出ることもあれば、日常生活の問題で体に歪みが出て足に左右差が出て歩き方・立ち方などが変わり片足に過度な負担がかかっている可能性があります。
該当するものはありましたか?
1(踵の外側とつま先の内がすり減っている)以外の物に該当する場合は足底筋膜炎など足の問題に繋がる可能性がありますので、早めの対応をしていきましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。