足底筋膜炎に効果的なアキレス腱とふくらはぎのケア

皆さん、こんにちは^^
百年整体葛西院です✨

 

足底筋膜炎になる方は共通してアキレス腱・ふくらはぎの筋膜の癒着があると言えるので、今回はアキレス腱とふくらはぎの癒着を取るケアをご紹介します。

簡単にできますのでぜひ試してみてください。

 

癒着とは…

裂かれた皮膚などが再びくっつくことや傷口が治ってふさがることです。

また、離れている皮膚や膜などが炎症などのためにくっつくことす。

 

足底筋膜炎とアキレス腱

 

アキレス腱の下にはケーラー脂肪体という脂肪の塊があり、この塊があるとアキレス腱はスムーズに滑走します。

この塊の動きが悪くなって癒着が起こるとアキレス腱が動きにくくなり足底筋膜に負担をかけます。

 

ケーラー脂肪体とは…

足首あたりにあり、アキレス腱、長母指屈筋(足が地面から上がる際に、親指を屈曲させる筋肉)、踵骨(かかとの骨)の3つに囲まれている脂肪組織で、クッションの役割があり、足首のスムーズな動きに関わっています。

 

アキレス腱のケア

1.まず椅子に座り片足を膝の上に乗せます。

2.親指・人差し指・中指・薬指でアキレス腱の内側と外側の奥をつまむようにします。

3.表面だけだとアキレス腱の奥にある脂肪の塊をつかめないので指一本ほど奥をつまむイメージで行ないます。

4.少し痛みが出るかもしれませんが、痛気持ちいい程度で押さえ、押さえ方は指の先ではなく指のお腹の部分で押さえます。

5.押さえた状態で指を内と外に10回程動かし、上と下にも10回程動かします。できる方はつま先を上に上げたときに指を上に押し上げ、つま先を下に下げたときに指を下に押し下げる動きもしてみましょう。難しい方は指は動かさずつま先だけ動かしてみましょう。

 

足底筋膜炎とふくらはぎ

 

 

 

腓腹筋の筋膜が関係しており、腓腹筋は内側頭(写真左側)と

外側頭(写真右側)に分かれていて特に内側頭の筋膜を剥がしていきます。

ふくらはぎのケア

1.まず椅子に座り片足を膝の上に乗せます。

2.腓腹筋の内側頭の見つけ方ふくらはぎの上下ちょうど真ん中辺り、内側外側の中央辺りに指がずぶっと入るところがあり、その内側が内側頭、外側が外側頭になります。

3.そして両手の親指を腓腹筋の内側と外側の中央にずぶっと入れます。入れたら腓腹筋の内側頭を内側に動かします。

4.硬くなって痛気持ちいいなというところをしっかり剥がしていきましょう。

 

最後に…

足が痛いから足だけを緩めることは間違ってはいませんが、効果的ではありません。

今回は足底筋膜を引っ張る原因としてアキレス腱とふくらはぎを挙げましたが、もちろん他のことが原因で足底筋膜炎を引き起こす可能性もあります。

また、普段の立ち方や歩き方などがおかしく、アキレス腱やふくらはぎが足底筋膜炎を引っ張ることも考えられます。ですので原因だと思っていたところに対しての原因というものが存在します。

 

人それぞれ生活習慣・体の作り・使い方は異なりますので、人によって原因が変わります。そのためこのケアだけをおこなっていたら確実に良くなるというものはありませんので、様々なケアを試してみましょう。

自分で原因がわからない、どんなケアをしたらいいかわからない、ケアが習慣化しない場合は当院でお身体を見てお話を聞いた上で、あなたの足底筋膜炎の原因がどこからきていて今後どのようなケアをしていけばいいのかお伝えすることができますのでお任せください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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