皆さん、こんにちは(^^)
百年整体葛西院です✨
お子さんのこんなお悩みないですか?
「朝、起きようとしても起きられず学校に行けない…」
その他にもこんな症状はないですか?
・全身の倦怠感
・起き上がるとめまいや立ちくらみがする
・頭痛がずっと続いている
など
この症状、もしかすると
【起立性調節障害】かもしれません‼
聞き馴染みのない言葉だと感じた方も多いのではないでしょうか。
というわけで、今回は起立性調節障害についてのお話をシェアしていきます!
起立性調節障害とは?
起立性調節障害は、体の姿勢が変わるときに起こる一種の健康問題です。
通常、立ち上がるときには、血圧と心拍数が一時的に上がりますが、起立性調節障害を持つ人々はその変化が異常に大きくなる傾向があります。
この症状が現れる理由は、主に自律神経系の問題によるものです。
自律神経系は、体の様々な機能を自動的に調整する役割を担っていますが、起立性調節障害の場合、特に立位(座っている状態から立ち上がること)での血圧調節がうまく機能しなくなります。
具体的には、起立性調節障害の人々は立ち上がったときに血圧が急激に上がり、それに伴って心拍数も速くなることがあります。
これにより、頭がクラクラしたり、動悸がしたり、めまいや倦怠感が強くなることがあります。
一般的には、この症状は長時間立っているときに特に顕著になることが多いです。
起立性調節障害は特に、思春期前後の小児に多くみられ、若い女性にも多く見られる傾向がありますが、男性や年配の人にも発症することがあります。
この病気は、生活の質や日常生活に影響を与えることがありますが、適切な治療と管理によって症状を軽減することが可能です。
診断には、体位変化試験と呼ばれる検査が使われることがあります。
この試験では、患者が寝た状態から立ったり座ったりすることで、血圧と心拍数の変化が観察されます。
異常な増加が見られる場合、起立性調節障害の診断が疑われます。
治療法は?
治療方法には、生活習慣の改善が挙げられます。
例えば、循環血液量を増やすために、十分な水分と塩分を摂取します。
また、心臓へ戻る血液量増加させるために、運動により下半身の筋肉量を増加させ、筋肉ポンプの働きを高めることも有効だと思われます。
薬物療法として、血管を収縮させる薬や、漢方薬が著しく効果的である場合もあります。
そして必要に応じた体力療法や心理的支援が含まれます。
これらの治療により、症状の管理や日常生活の改善が期待できます✨
最後に…
起立性調節障害は、まだまだ世の中での認知度が低い疾患です。
「うちの子も、もしかしたら…」と思い当たることがあれば、まずは、適正な診断を受けるために小児科のかかりつけ医に相談しましょう。
もし、起立性調節障害と診断されても、適切な治療を行うことで回復する可能性の高い病気のため、ゆっくり気長に向き合うことが大切です。
周囲の大人は、病気を理解し、怒らず、焦らずに見守りながらサポートしていきましょう✨