こんにちは(^^)/
百年整体葛西院です✨
「朝、なかなか起きてこられない。」
「体がだるそうで、学校に行くことも難しい。」
そんなお子さんの様子を見て、
「怠けているのでは?」
「どうしたらいいの?」
と戸惑った経験はありませんか?
実はそれ、「起立性調節障害」という自律神経の乱れによる体の不調かもしれません。
今回は、この症状と向き合う子どもたちを毎日の「食事」でサポートする方法について、保護者の方へ向けてお伝えします!
食事が助けになる理由
起立性調節障害は、血圧や血流のコントロールがうまくいかず、体がだるくなったりフラフラしたりします。
そこで重要になるのが、水分や塩分をしっかりとり、血液の循環をサポートすること。
また、栄養バランスの取れた食事は、自律神経を整え、心と体の安定にもつながります。
つまり、毎日の食事は身体の調子を整えるうえで、大切なケアなのです✨
食事で気をつけたいポイント
・水分と塩分をしっかりと
起立性調節障害のお子さんには、体内の水分と塩分を増やして血流を保つことが大事です。
朝起きたら、まずコップ1杯の水を。
味噌汁や梅干しなど、塩分のある食べ物を食事に取り入れる。
スポーツドリンクや経口補水液も状況に応じて活用を。
※医師から塩分制限を指示されている場合は注意が必要です。
・「食べない朝」を責めない
朝がつらいと、どうしても食欲が出ない子も多いものです。
ですが、食事をとることで血糖値が安定し、体が動きやすくなるため、少しずつでも食べることが大切です。
おすすめは
おかゆやスープ、スムージーなど、消化の良いもの
バナナ、ヨーグルトなどの軽い食品
一口だけでもOKとするハードルの低さ
「ひとくち食べられたね」「がんばったね」と、できたことを肯定する声かけが何よりのサポートです。
・栄養バランスをゆるく意識
神経やホルモンの働きを助けるには、以下のような栄養素が重要です。
・鉄分(赤身の肉、レバー、豆類)
・ビタミンB群(豚肉、卵、緑黄色野菜)
・たんぱく質(肉・魚・豆・乳製品)
・カルシウム・マグネシウム(牛乳、小魚、ナッツ類)
ですが、栄養バランスを完璧にする必要はありません。
定食のような「主食・主菜・副菜」を意識しながら、無理のない範囲で続けることが大切です。
・おやつや間食もサポートの一部
体力が落ちやすい子には、午後や夕方に軽く栄養をとることも効果的です。
甘いお菓子に偏るよりは、以下のような「質のいい間食」を取り入れてみてください。
フルーツ、ナッツ、ヨーグルト
おにぎりやサンドイッチ
チーズ、豆乳、ホットミルク
食事と同じく、「食べられた」ことに価値があります。
子どもが“自分のペース”で回復するために
起立性調節障害は、時間をかけてゆっくり回復していきます。
調子の良い日もあれば、何もできない日もあります。
大切なのは、
「よくなっている部分に目を向けること」と、
「生活全体でのサポート」です。
食事はそのうちのひとつ。
「体にいいものを少しでもとる」ことが、自信と回復への一歩になります。
最後に
日々、わが子の様子に不安や戸惑いを感じることも多いと思います。
けれど、焦らなくて大丈夫。
寄り添うことが、何よりの力になります。
「今日は水が飲めた」
「おにぎりをひと口食べられた」
「笑顔が出た」
そんな小さな変化を、一緒に喜んであげてください♪
当院では、栄養指導なども行っております。
もしお困りのことがあれば、ぜひ一度百年整体葛西院にご相談ください。
お子さんのペースを大切に、一緒にサポートしていきましょう✨