ランナー膝とは?~ランニングで膝の外側が痛むあなたへ~

皆さん、こんにちは(^^)/

百年整体葛西院です✨

 

走っていると、膝の外側が「ズキッ」と痛む瞬間、ありませんか?

 

「ちょっと違和感あるけど、走れないほどではないし…」

とそのまま続けていませんか?

 

もしかするとその痛み、ランナー膝(腸脛靭帯炎)」かもしれません。

 

市民ランナーやジョガー、フルマラソンを目指す人の多くが経験する、

代表的なランニング障害のひとつです。

 

ランナー膝ってなに?

 

ランナー膝とは、太ももの外側にある「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」という靭帯が、

膝の外側の骨に繰り返しこすれることで炎症が起きてしまう状態です。

 

次のようなシーンで思い当たることがあれば、要注意です。

・走る距離が伸びると、膝の外側に痛みが走る

・下り坂や階段を下ると、ズキンと鋭い痛みが走る

・スピードを上げたり、長く走った後に違和感が強くなる

 

初期のうちは、

「走り出しただけでちょっと痛い」

「休めば楽になる」

という軽い症状で済むこともあります。

 

しかし、そのまま無理して走り続けると、痛みが長引いたり悪化したりしてしまいます。

 

 

なぜランナーに多いのか?

 

腸脛靭帯は、太ももの外側を下って膝の横を通る長い靭帯です。

 

走るたびに、この靭帯が膝の外側の骨の出っ張りにこすれるように動くため、

摩擦で炎症が起きやすくなるのです。

 

特に長距離ランナーや、坂道をよく走る方は、摩擦が繰り返されて炎症が起きやすくなるのです。

 

つまり、

たくさん走る人ほど、ランナー膝になりやすいのです。

 

「走れている=大丈夫」ではないので、早めの対処が肝心です。

 

放っておくとどうなる?

 

「まだ我慢できるから」と、ついつい無理をしていませんか?

 

その状態を放置すると…

・ランニングを中断せざるを得なくなる

・歩くだけでも膝が痛むようになる

・痛みをかばって走るうちに、股関節や腰にまで負担がかかる

 

といった、負のスパイラルにはいってしまうことも、、、

 

 

まとめ

 

ランナー膝は、膝の外側に痛みが出る、ランナーに多い代表的なトラブルです。

 

走れているうちは大丈夫と思いがちですが、

無理を続けると日常生活にも支障が出ることがあります。

 

大切なのは、「なぜ膝に負担がかかってしまったのか」を知ることです。

 

原因を理解することで、これからの走り方や体のケアの仕方が見えてきます。

 

次回は、ランナー膝が起こる主な原因について詳しくお伝えします。

「どうして自分の膝が痛くなったのか?」そのヒントを一緒に探っていきましょう。

 

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