【ランナー膝セルフケア】痛みを和らげて再発を防ぐ3ステップ

 

皆さん、こんにちは(^^)/

百年整体葛西院です✨

 

前回のブログでは「ランナー膝」の原因について解説しました。

今回はその続きとして、ご自宅でできるセルフケアの方法を紹介します。

 

「走ると膝の外側が痛い」

「早く走れるように回復したい」

そんな方はぜひ参考にしてください!

 

step1:安静・冷却(炎症を落ち着かせる)

 

まずは痛みを感じたら、走るのを一度ストップしましょう。

炎症がある状態で無理に走ると、回復が遅れ、慢性化の原因になります。

 

やり方

・氷または保冷剤をタオルで包み、痛みのある部分を10~15分冷やす

・1日2~3回を目安に行う

・冷却後は45~50分以上間隔を空けてから次のアイシングをする

 

ポイント

ズキズキ痛む・熱っぽいときは炎症反応がでているので「冷却」をしてください。

痛みが落ち着いてきたら「ストレッチ」へ移行します。

 

step2:太もも外側を伸ばすストレッチ

 

炎症が落ち着いたら、膝の外側を引っ張る腸脛靭帯と、その上にある大腿筋膜張筋をやさしく伸ばします。

 

立位クロスストレッチ

1.壁や椅子など、体を支えられるもののそばに立つ

2.痛い側の足を、反対の足の後ろにクロスさせる

3.体をゆっくり反対側に倒す  (例:右膝が痛いなら、上体を左側へ倒す)

4.太ももの外側が伸びたところで30秒キープ

5.反対側も同様に行う(各2セット)

 

ポイント

背中が丸まらないように姿勢をまっすぐ保ちましょう。

また、倒す方向を少し調整して、一番伸びる角度を探しましょう。

step3:お尻を伸ばすストレッチ

 

お尻の筋肉が硬いと、腸脛靭帯が引っ張られて膝の外側に負担がかかります。

股関節周りも一緒にストレッチしましょう。

 

座ってできるお尻ストレッチ

1.椅子に座り、片足のくるぶしを反対の膝の上に乗せる

2.背筋を伸ばし、上体を少し前に倒す

3.お尻の外側が伸びる位置で30秒キープ

ポイント

背中が丸まらないように視線を遠くにしながら、上体を少し前に倒しましょう。

毎日のストレッチ習慣で再発を防ぐ!

 

ランナー膝の再発を防ぐには、筋肉を柔らかく保つことが大切です。

特に走る前後・お風呂あがりにストレッチを習慣化しましょう。

 

セルフケアのポイント

・毎日1~2回、継続して行う

・片側だけでなく両脚とも行う

・走る前は軽め、走った後はじっくり行う

今回ご紹介した3ステップは、どれも道具なし・その場でできるものです。

まずは無理のない範囲で続けてみてくださいね。

 

あなたのランニングが、もっと快適で楽しいものになりますように✨

 

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